脳科学・心理学を応用して、好きな人を忘れる方法(初級編)

ごきげんよう!2週間前に失恋したばかり、アラサーのエリーです。

失恋したのに、元彼が忘れられない。好きな人を忘れる方法が、知りたい。

失恋で苦しむあなたに、「脳科学・心理学を応用して、好きな人を忘れるための方法(初級編)」をご紹介します。

思い出を、紙に書き出す。相手をただの「情報のかたまり」にする

人は、過去の記憶すべてを覚え続けられない

あなたは、大好きな彼と100回デートをします。

そのうち「しっかり思い出せるデート」は、一体いくつあるでしょうか?

どんなに好きな人とのデートでも、絶対に1回や2回のデートの記憶は覚えていないものです。

では、なぜ忘れてしまうのでしょうか。

見聞きし慣れた情報は、忘れやすい

人は、慣れたことに関する情報を忘れる性質があるからです。

アルバイトや仕事で毎日同じことを繰り返していたら、1日1日の記憶があまりない・・というのと同じですね。

大好きな彼とのデートでも、何度も繰り返しているとルーチンワークになって、デートの内容も忘れてしまうのです。

失恋したら、忘れたい人のことを紙に書く。飽きるまで書く。

失恋したら、大好きな人との思い出を、飽きるまで書き出すのがおすすめです。

思い出を書き出す時のポイントは、思い出に感情移入せず、淡々と事実を書くこと。

「記念日に贈り物をくれて、幸せだった」「いつもデートに遅刻されて、腹が立った」など、「事実+自分の感情」を書いてはいけません。

「記念日にネックレスをもらった」「デートにいつも遅刻してきた」など、事実のみを書きましょう。

彼との思い出を抽象化して、一般的な「事実」にしてしまおう

紙に彼のことを書き出すと、「彼自身・彼との思い出を抽象化して面白みを削る行為」です。

彼との思い出、彼自身のことを具体的な思い出ではなく、刺激を取り除いてただの言葉・情報にしましょう。

時間がたつほど、思い出は美化される。やるなら今しかねえ!

思い出は、時間がたつほど美化されがちです。なぜなら、みんな「自分が過去やったことは間違いだった」なんて思いたくないから。

「自分の選択は間違いじゃなかった」と思いたいから、嫌な思い出も美化しがちなんです。

だからこそ、失恋でつらい今がチャンスです。

美化される前の思い出を吐き出して、「ただの情報のかたまり」にしてしまいましょう。

失恋よりも刺激的なことを、自分にムリヤリ起こしてみる

失恋より強い刺激を、自分に与える

人間は、慣れたことに関する記憶は忘れやすいです。

逆に言うと、刺激的な出来事というのは忘れないのです。

彼から告白された日、別れを告げられた日、そういった日は刺激が大きくなかなか忘れられないでしょう。

だからこそ、失恋の痛みを癒すには「より強い刺激を自分に与える」という方法もあります。

脳に情報を上塗りさせる

失恋を超えるような大きな刺激を積極的にするほど、脳は情報をどんどん上塗りしてくれます。

あなたが行動するほど、大好きだった人の記憶は薄れていくのです。

新しい趣味に打ち込んでみたり、仕事や勉強を思いっきり頑張ってみたり…

こういう優等生的なことじゃ、失恋の痛みは癒されないこともあるでしょう。

会社や職業、学校を変えてみるのも良いし、放浪の旅に出るのもアリです。

人生は、短く長いです。あるがままのあなたをさらけ出して、のびのびと行動し、傷を癒やしましょう。